介護サービスを利用するときには、サービス費の全額を払うわけではなく、1割から3割の自己負担で利用できます。
では、その「自己負担割合」はどのように決まるのでしょうか?
自己負担割合とは?
介護保険を利用すると、サービス費用の一部を利用者が負担します。
その割合は 1割・2割・3割 のいずれかで、所得状況に応じて決定されます。
負担割合証について
自己負担割合は、「負担割合証」(桃色の証書)に記載されています。
要介護または要支援の認定を受けている方には、毎年7月末までに郵送されます。
サービスを利用するときは、この「負担割合証」をケアマネジャーや事業者に提示してください。
自己負担以外にかかる費用
介護サービスには、保険が適用される部分と適用されない部分があります。
例えば以下は介護保険外の費用です。
・食費
・居住費(施設入所の場合)
・日常生活で使用する消耗品
そのため、介護保険を利用しても「すべてが自己負担1割~3割」になるわけではありません。
まとめ
介護サービスを安心して利用するためには、「負担割合証」を確認し、事業者に提示することが第一歩です。
加えて、サービス費用の中には介護保険外の部分もあるため、事前にケアマネジャーや施設スタッフに確認しておくと安心です。